ブレイクダンス初心者が、最初に必要なこと
1970年代に生まれ、今も進化を続けるブレイクダンス(ブレイキン)
2024(令和6年)にパリ・オリンピックの正式種目であり、最近では、頻繁にテレビに取り上げられるようなったブレイクダンス。 その影響は大きく、最近は、特に、ブレイクダンスを始めるキッズや若者世代が急激に増えてきて、BBOY、 BGIRL人口が増えてきたように思います。 これからもブレイクダンスを始めたい人は、増え続けると思います。
今回は、ブレイクダンスをこれから始めたいキッズや大人の方の為に、ブレイクダンス初心者の方が、まず何をしていけば良いのかなどについて、お伝えさせていただきます。
①『初心者が、最初にしなければならないこと』
初心者の方が、しないければならないこと。 それは、、、、練習です。 それは、そうだ((((;゚Д゚)))))))と思いますが、何を練習する必要があるかを、まずは、知ることです。 やってみたいブレイクダンスの技があるとして、その技の正しい練習方法などの基礎知識なしで、イメージだけで、がむしゃらに練習しても、それができなくて諦めてしまったり、できるまでに、かなり時間を費やしてしまったりします。
僕の昔からの知人であるBBOYは、初心者の頃に、スワイプスという技を習得するまでに、1年かかったと言っていました。 スワイプスは子供か、若い人だと、コツとか練習方法が分かれば、半年以内、早くて3カ月くらいで習得可能な技です。 その人は、器械体操をやってた人で、運動神経が良い人なのにもかかわらず、スワイプスに、それだけの時間がかかりました。 それは、当時(20年くらい前)、情報が、ほとんどなく完全な独学で、スワイプスを習得する為の基礎知識がない状態から練習をしたからです。 昔のBBOY、 BGIRLは、情報が少なかったので、どんな練習をすれば良いのかを、自分で研究して、チャレンジするしかなかったからです。
なので、無駄に時間をかける必要がないように、どんな基礎があるのか、その基礎的な技を極めたら、次は、どんな技に挑戦できるようなるのかを知ることは、重要です。
例えば、ウインドミルを練習する為には、チェアーフリーズを、沢山練習してチェアーフリーズをできるようになる必要があります。 やりたい技を習得する為に、必要な素材が分かったら、素材集めをひたすら頑張りましょう。
最初に、やらなければならない基礎を知り、それをひたすら練習しましょう。
②『練習場所』
ブレイクダンスを始める時に、練習場所が必要になってきます。 家に練習スペースがないと思っている人でも、チェアーフリーズやショルダーフリーズ、トップロックの練習をできるスペースはあると思うので、家で練習できそうな人は、練習してみて下さい。僕は、ブレイクダンス初心者の頃に、狭い家で、チェアーフリーズやショルダーフリーズを練習していました。
マンションで下の階に人が住んでいる人は、ジョイントマットを敷いたりすると、騒音対策が、可能です。 外にBBOY、 BGIRLやダンサーが練習してる場所がある場合は、思い切ってその練習場所で練習してみましょう。
家の近くの公民館やレンタルスタジオなどでレンタルをできる場合もあります。 学生さんは学校で練習することは、よくあります。僕も、学生の頃は、学校内の誰もいないスペースある場所で1人で練習してました。
自宅で練習する為に必要な準備についての記事もありますので、参考にして頂ければ幸いです。
③『自分がどんなブレイクダンスをしたいか知る』
自分がどんなブレイクダンスをしたいかによって、練習する内容が、変わる場合があるので、まずは、どんなブレイクダンスを踊りたいのかを、調べることをオススメします。
例えば、フットワークの動きが好きな初心者の方は、フットワークを中心に技を習得したり。 パワームーブが好きな人は、ひたすらパワームーブの練習の為に、フリーズを練習したり。技だけをできるようになれば、満足という人は、その技をする為に、必要なスキル練習を何度も、練習すれば、よいと思います。
ブレイクダンスのスタイルについて記事が、参考になります。
③『友達と練習する』
友達でBBOY、 BGIRLがいる人は、その友達と一緒に練習できます。 もしくは、ブレイクダンスをしたい友達がいれば、一緒に始めるのもアリです。
④『モチベーションを維持する』
ブレイクダンスを継続する為には、モチベーションを維持する必要があります。 ではどうやってモチベーションを保つことが、できるのか、
初心者の方は、モチベーションを保つ為の工夫が必要になってきます。
ブレイクダンスの動画を見てテンション上げる。 ブレイクダンスのスキルが成長していると実感できるペースで練習する。 周りにブレイクダンスをやっている人がいる場所に身を置く、練習場所に行くということです。 僕が、初心者の時は、トーマスというパワームーブの技がしたかったので、トーマスをできるようになりたいというモチベーションだけで、毎日の練習が楽しかったです。
⑤『怪我をしないように気をつける』
怪我をすると、練習がしばらくできなくなったり、モチベーションが下がったり、よくないです。練習前は、いきなり身体を動かすのではなくて、ストレッチをしたり、準備運動をして怪我の防止をしましょう。 怪我をしたとしても、できることは沢山あります。 例えば、チェアーフリーズを沢山練習して手首が痛くなったら、ショルダーフリーズなら練習できると思います。 テーピングやサポーターをつけたら、関節の負担を減らして、怪我をしにくくなります。
⑥『ブレイクダンス用の音楽を知る』
ブレイクダンスはダンスなので、音楽に合わせて踊ります。 ブレイクダンス用の音楽は、ブレイクビーツというジャンルなどがあります。 基本的には、リズムは似ています。 音楽を流している状態で、踊れるようになったらもっと楽しくなります。
もちろん、パワームーブやフリーズの技を覚える時は、音楽のことよりは、できるようになることに集中して練習した方がよいと思います。 このYouTubeの動画リンクは、ブレイクダンスのバトルの映像ですが、音楽が流れてるので、聴いてみて下さい。
⑦『とにかくやってみる』
色々と先にお伝えしましたが、結局は、やってみないと始まりません。 自分でも、できると信じてまずはブレイクダンスの基礎を練習してみましょう。
BBOY、 BGIRLはブレイクダンスをするダンサーのことを意味します。 まずは、BBOY、 BGIRLになりましょう。
ブレイクダンス初心者が身につけると、上達が早まる基礎5選についての記事が、ありますので是非、チェックしてチャレンジしてみて下さい。
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ブレイクダンス歴20年くらい、ブレイクダンス講師歴10年以上、日本チャンピンになった経験あり、世界大会出場経験など、まだまだ現役で活動中のBBOYです。 個人レッスンについての問い合わせや、個人レッスン希望の方は、インスタグラムからメッセージをお願います。現在、大阪在住です。 所属CREWはSuper Naturalz (スーパーナチュラルズ) & Gun Smoke Breakers (ガンスモークブレイカーズ)
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※本来のブレイクダンスの名前はブレイキンですが、このブログは初心者に分かりやすくする為、にブレイキンをブレイクダンスと呼んでいます。